かりん君の旅立ち
- 5月10日
- 読了時間: 4分
5/5 22:15
かりん君は、静かに推定9歳と10ヶ月の猫生を終えました。
その日の午後もカート散歩でお外の空気を吸って帰店。それから間もなく呼吸が速くなった為ホテルの酸素室へ入りました。
酷く苦しむ事もなくその瞬間を迎え、穏やかな最期でした。
3/29に抗癌剤の効果が無いと判明してから5/5までステロイドと補液で自宅静養していました。
彼が患ったのは腎臓型のリンパ腫でした。
昨年の11月頃から食欲のムラに違和感があり、数回の通院を経て、3/19に判明しました。
ステロイドによる炎症や腫れの軽減は見られず、補液によって食欲、元気の上昇が見られていたように思いますが、補液だけでは心許なかったのでステロイドも継続していました。
ありがたいことに、5/5まで酷い症状は起こらず自分の生き方を全うしました。

昨年の冬頃から水場の近くにいる事が多くなり、同時にお外への関心が高まってきました。
昼夜問わずお外を見たいと言うので、夜中でも窓を開けて真っ暗闇を眺めていることも。

定期的な通院はご機嫌で診察台でもゴロゴロ。

かりん君は力丸君に厳しかったですが、弱々しくなってからはチャンス!とばかりにかりん君を舐めてあげたりくっついて寝たりと尽くしておりました。光君のこともよくお世話してくれていたので、かりん君もいなくなって、立て続けに寂しい思いをさせてしまいました。

1つお知らせしておきますと、かりん君と力丸君はエイズキャリアです。
相性が合えばノンキャリアの子ともこうして一緒に過ごす事が出来ます。

4月中も爪とぎを積極的に使っていました。
大変だったのは飲水です。
普通のお水は飲むに飲めず、試行錯誤でした。
もう数値は振り切っていたはずなので、今更体に良い物をと思っても到底受け付けません。
口をつけてくれるものを探して、ウェット食、お湯、桶に張ったお湯、まぐろ節のお湯、市販の出汁湯、オーラルケア入り水など、、
4月後半頃からは自力飲水が難しくなり、二日に一回の補液とチュールなどのウェットから水分を摂取→すぐにオシッコで排出→ウェット。の繰り返しでした。

寝方が可愛すぎなかりん氏。

あまりにもお外熱が高まってきてしまったのでお散歩デビュー☆
初めは尻尾を太くしてドッキドキな様子でしたが、慣れるまで時間はかからずお外を満喫。

4月後半になると体重の減少が表面に顕著に現れました。ベッドに隠れてしまうほど薄く小さくなりました。筋力も落ちて窓際へ上ったり柵を飛び越えることは難しくなりましたが、変わらず皆がいる犬部屋でお昼寝をするかりん君。

光君の時に間に合わなかった酸素室。
これがあったことも、最期かりん君が落ち着いて過ごせた理由の一つではないかと思っています。
お腹の動きは一定の速さでしたが、最期まで口呼吸にならず落ち着いて見守ることができ、見ている側としても安心材料になりました。

かりん君(5/5)と光(ひかり)君(2/22)
こんなに早いお別れになるとは、お迎えした当時は考えもしませんでした。
ブリーダーさん等の管理下で育った子をお迎えするのとは異なり、お外で生まれ育った子は先天性の疾患、生まれつき体の弱さや奇形があり得る、予防や医療ではどうにもならない事が起き得るということを念頭に置いて、彼らとの共生を1日1日大事にしていかなければいけないなと改めて感じます。

今はミケちゃんと力丸君のお散歩に大活躍のドッグカート。
ちなみにこのカートはラブ君をお迎えした時に購入したものです。
いずれ歩けなくなった時にここに乗せてラブ君のお散歩をしようと思っていましたが、ラブ君も亡くなる1週間前まで自力歩行していた為使う事もなくずっと物置に眠っていました。
それぞれ皆、亡くなってからも遺された者へ伝えてくれることがあります。
それらを今生きている子に活かすことが彼らの生きた証であり、共に生きていると実感できるのだろうと思います。
これまで支えて下さった飼い主様、誠にありがとうございました。


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