介護攻略①飼主様の心身を整える
- 4 日前
- 読了時間: 5分
【犬の認知症が疑われる兆候】
・ぼんやりする事が増える
・名前を呼んでも反応が無い・薄い
・夜中になると単調に吠え続ける(夜鳴き)
・日中に良く寝て夜眠らない(昼夜逆転)
・食欲が旺盛、良好便をしているが痩せてくる
・頭が下がりトボトボ歩く(首や背中などの筋力低下)
・円を描くように歩く(旋回運動)
・トイレの失敗が増えてくる
・震えている姿をよく見かける(体の痛みがある場合や筋肉量減少・代謝の低下により体温調整が難しくなった為、寒さを感じると体が小刻みに震えるようになる)
・家族や親しい人を見分けられなくなる
・前進は出来るが後退できない
・狭い所や部屋の隅から抜け出せなくなる
・・・
他にもあると思いますが、一般的に現れやすいものを挙げてみました。
認知症は前庭疾患の兆候と似ていると言われている為、自己判断せずに気になる症状は動画などに残して獣医師へ相談して下さい。
【猫の認知症の兆候】
・食べ物の好き嫌いが変わった
・トイレ以外の場所で粗相をする
・夜中に大きな声で鳴くようになった
・同じ場所をウロウロするようになった
・食餌をしたのにまだ食べようとする
・名前を呼んでも反応しない
・狂暴になった
猫の場合、上記の行動のいくつかは別の疾患でも現れることがある為判断が難しいと思います。
早いうちに正しい判断を出来るよう定期的な健康診断を受けることが大切です。
これからの季節は室内外の気温差に注意して下さい。
気温差が大きいほど犬や猫への体に影響を及ぼし、老齢である程気を付けなければなりません。
前述したとおり、シニアになると体温調整の機能が低下する為自力での体温調整(パンティングや体を冷たい床にあてて冷やすなどの熱を放出する行動)を速やかに行えず、気付いたら熱中症に進行しているケースもあります。
また、自ら水分を摂らなくなってしまう子もおり、これは脱水症状や熱中症を起こしやすくなるだけでなく、腎臓や膀胱などの泌尿器系に大きな負担をかけ、また水分を十分に吸収できず便が固くなり便秘や排便が困難になる場合もあります。
さらに、体内の水分量が減ることで血液の流れが悪くなり心筋梗塞や脳梗塞のリスクも上がってしまいます。
シニアやハイシニアの子をお預かりする際、お水を自発的に飲まない子は飲ませる為の工夫をしていきますが、ご自宅でやられてこなかった事をいきなりお預かりで行うのはお腹を壊したり等の不安がありますので、まずはご自宅で水分をしっかり摂れるような工夫をしていただき、試された事をお預かり中に行うという流れが最善です。
愛犬が認知症を発症した、またはその疑いがある場合はまずはかかりつけ医へ相談されてみて下さい。
認知症の犬やそれに伴う諸症状への対応は肌感としてまだまだ統一されていないように感じており、それによって一番困るのは愛犬です。的確に対処してあげることで愛犬が落ち着いてくれれば飼い主様も安心でき、学びになります。
認知症、介護になったからもう病院は行かなくていい、そんな時代ではありません。
むしろ積極的に通い、ご家族間だけでなく獣医師と情報を共有していくことで介護ライフが少し楽になることもたくさんあるのです。
過去のブログに『寝たきり、吠える、寝ない症状について』があります。
これはなぜか多くの方の目に留まり、投稿してから毎日閲覧されているブログです。
当初は何事かとハラハラしたものですが、きっと同じ境遇や経験をされた方が検索しているうちにたどり着いて読んで下さっているのだろう…と信じています。
愛犬の介護や認知症に悩まれている飼い主様は全国にたくさんおられます。
介護はみんなが同じ状態ではないからこそ難しく、介護犬の数だけお世話の仕方があります。
私が初めて経験した介護はひどいものでした。とても出来たものじゃなかったです。
今後もずっと十字架として背負う過去です。
当時の経験があったからこそ、今 熱量をもって伝えられることがあります。
育犬ノイローゼは愛犬の介護を1人で背負っている飼い主様は過集中になりやすく、鬱症状と似ています。
人と会話をして、知らぬ間に溜め込んでいたものを吐き出すだけで肩の力が少し抜けます。
介護の重積は変わらないと思われるかもしれませんが、お世話をされる方の心身が健康であれば、気持ちに余裕が生まれ、愛犬をより優しく見守ることが出来、柔軟な考えを持ち、些細なやらかしも寛大に対応出来るようになります。
愛犬が介護期を迎えて最初にやるべきことは、飼い主様の心身を整えることです。
・今後疲労困憊になるであろう飼い主様の心身回復の為、愛犬の介護を定期的にお願いできる施設やお店を決めておく(病院での介護犬のお預かりはごく一部しか対応していない印象です。介護は24時間制のため。)
・介護についての相談相手を複数人見つけておく(身近な人やSNSから)
・飼い主様がお仕事をされている場合は早いうちに職場へ説明しておく(急なお休みや有休など)
・資金確保
現実問題、費用は覚悟して下さい。これは介護される全飼い主様にあてはまります。
介護グッズは症状によって選ぶ物が変わってくるので介護が終わるまで続きます。既製品、受注生産品など。あとはDIYが得意な方は自作されるとお手頃に済む場合もあります。
通院は獣医師から有益な情報や助言を頂いたり対症療法の為にも必要なので欠かせません。お預けの費用はオーナーさんによりけりですが、飼い主様の精神的疲労を考慮したら週1お預けペースでも足りない段階が訪れます。
介護費用は毎月の生活費と同等と考えれば受け止められるかもしれません。
愛犬の介護のご相談も Petcare.macaronberry@gmail.com
から承っております。
当店での定期的なお預かりをご検討であれば、飼い主様の状況を鑑みてご利用のペースと費用をご提案してまいりますので、まずはお早めのご相談をお待ちしております。
こちらのブログの後は、ぜひ『老犬介護≠グリーフ』もチェックしてみて下さい。
半日PCと向き合って肩が凝りました。少し書いては犬吸い、少し修正しては猫吸い。
つたない文章の為後で修正が入る可能性ありです。



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