症状の悪化を抑制するのが限界であった猫の腎臓病との向き合い方が治療へと根本的に変わる可能性。
知ってますか?AIM製剤。
数年前に記事を目にした時はまだ世に出るまでは時間がかかりそうだなぁとのんきに考えてましたが、東大なんちゃら研究科の教授が研究論文を発表したので発表します。
血液中のAIMという薬350このアミノ酸からなる蛋白質が、人間や猫の腎機能改善に大きく寄与していることを立証しました。はいすごい!!
先天的に活性化しないAIMしか保持していない猫に対し、人為的に大量生産したAIM蛋白質を投与すれば、腎不全の治療効果が得られるーー。
獣医療界だけでなく将来的な人への応用も視野に大きな注目を集めている。
AIM製剤は、今夏にも第一号の試験原薬が製造される見通しで、20~21年春の実用化を目指しており、あと一歩の段階にある。
AIM製剤は、腎不全の前段階である泌尿器疾患全般の予防薬としても効果が期待されている。
だそうです。
すべての猫飼いさんに伝えてあげたい。
来年再来年の実用化ということなので、5年後くらいには猫ちゃんの平均寿命がまた延びそうですね。
長く一緒にいられるのは良い事だけど、新たな疾患が現れるかもしれませんね。