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フクサヨウ

オパールの毛がところどころ抜けてきました(゜□゜)























































この写真は月曜あたりに撮影したもので、今はもう少し全体的に抜けています。


人と犬猫の抗癌剤治療においては薬の量などが全く違い、犬猫で見られる抗癌剤の副作用は、一般的に人で見られるひどい吐き気や脱毛などはあまり見られず、人よりもずっと軽度なものに留められていることがほとんどだそうです。

人医療の場合は完治を目指し強い副作用でも治療に必要なものと割り切り行なう事があるのに対し、動物医療では延命効果よりも日常生活のQOLの維持を重要視する傾向にあります。

もちろん治る可能性が残されている腫瘍や長期生存が見込める場合は人と同様に積極的な抗癌剤治療を行なう事もあると思います。

長期間腫瘍の進行を抑えられればQOLが高い期間を延ばす事が出来ます。

QOLよりも延命効果を優先させるわけでは無く、出来る限り副作用が軽度で済むように多方面からのサポート治療が重要になります。


<犬猫で起きる副作用>

消化器毒性:食欲の低下、吐き気・嘔吐(抗癌剤治療当日~2日後)

骨髄抑制:白血球減少、血小板減少(抗癌剤治療5~8日後)

脱毛


抗癌剤治療をやるかやらないかは飼主様次第です。

私は前職が看護師でしたので、オパールが白血病陽性と出た時には抗癌剤治療を覚悟していましたが、一般の飼主様にとっては迷われる選択かもしれません。

病気だから仕方ないとそこで諦めるのは簡単ですが、無治療が時に残酷な場合もあります。


少しでも穏やかに過ごしてもらうために、家族と話し合い先生と相談しながら決めていきたいですね。

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