老犬介護≠グリーフ
- 1月17日
- 読了時間: 5分
グリーフケアをご存じでしょうか(髙島も最近この言葉を知り、学びました)。
グリーフケア
大切な存在を失ったことによる深い悲しみを抱える人に寄り添い、その人が悲しみから立ち直り再び前向きに生きていけるよう支援するケア.
グリーフは悲嘆を意味し、単なる深い悲しみだけでなく睡眠障害や食欲不振などの身体的症状、『もっと何かできたはず』と後悔や自責の念.孤独感、不安、無力感など心身に様々な反応を伴う.
グリーフケアメソッド(グリーフから回復するプロセスを支援するための方法論.)
自分の気持ちを表現する
現実を受け入れる
徐々に回復するプロセスを理解する
傾聴する
安全な環境を提供する
などの要素を含み、専門家などによるサポートを通じて個人の回復を支える多角的なアプローチ.
グリーフケアの基本的考え
単なる悲しみからの脱却ではない:喪失感を抱えながらもそれらを乗り越え新しい人生を再スタートする為の支援
回復の段階:ショック期、喪失期、閉じこもり期、再生期までの心理的プロセスを経て回復へ向かう.
専門家によるサポート:臨床心理士、宗教者、医療スタッフなどが情報提供や心理的サポートを行う.
具体的なアプローチ
傾聴と共感:専門家に限らず周囲の人がただ静かに話を聞き寄り添う事が非常に重要.
感情の表現と受容:自分の悲しみや怒り、後悔などの複雑な感情を言葉にしたり表現したりすることで感情に気付き、受け入れていく作業.
ニーメヤー・メソッド:故人との関係性や思い出を振り返り、意味を見出すことでより早い立ち直りを促す方法.
自助グループ:似た経験を持つ人々と分かち合い支え合う事で回復への力を得るアプローチ.
老犬介護における飼い主の心を守る鍵は自己肯定感と予期悲嘆を理解する事だそうです。
予期悲嘆は悲しみ、怒り、不安、罪悪感など心の大きな揺れを生み出します。
ここで、自己肯定感を回復し、介護疲れを軽減させる3ステップが提示されていたのでご紹介します。
1つ目.頑張り過ぎない許可を自分に出してあげる:完璧は目指さず、今日はこれで十分と自分に言えることが第1歩.
➡介護は24時間制。1人で頑張り過ぎず抱え込まない為に周囲(施設や家族)の協力が必要です。
2つ目.小さな出来たことに目を向ける:ご飯を食べてくれた、穏やかな表情が見られた、お外を少し歩けたなど小さな成功を積み重ねることで自己肯定感が回復する.
➡1つのお世話が上手くいけば安心して休憩や他の事に時間を使う余裕も生まれますね。
積み重ねという部分では少し難しく、ほとんどの飼い主様にとって介護は手探りな事が多いのが現状です。協力者と共に向き合い難関突破出来た時はご自身を大いに褒めてあげましょう。
3つ目.第三者の力を借りる
これが一番必要だと考えます。誰かの力を借りることが手抜きだと捉える飼い主様がいるとすれば、それは大きな間違いです。
1人で頑張ろうと思えば思うほどグリーフは多くなっていきます。
愛犬の幸福を守る為に飼い主としてこれは必要な選択です。
当店では、ご家族様がいらっしゃるご家庭ならば介護は時間を分けて皆さんで協力し合って行ってくださいと必ず伝えます。これだけで介護は身体的・精神的にうんと楽になるからです。
愛犬の状態を共有でき、悩みを伝え理解してもらえること、そして解決策や対応策について共に話し合える相手がいることは介護をしていく上でとても重要です。
(1人で24時間制の介護はほぼ、というか絶対に不可能なので、早いうちから頼れる所を探してください。)
介護を手伝ってくれる人や施設、ストレスを吐き出す場所、リフレッシュする時間、話し(相談)相手、これらを確保出来たら老犬介護に対する構えや考え方はポジティブになっていくのではないでしょうか。
愛犬が老齢になり以下の様子が見られたら獣医師や当店までご相談下さい。
・夜になると不安そうに泣き始める・そわそわして寝付けない→脳に良い物を摂り入れ、 お家以外の場所で過ごす時間を設けると視覚・嗅覚・聴覚への刺激となります。
・23時が怖くなってきた→進行や悪化を少しでも抑える為生活リズムを見直し、飼い主様の寝不足を軽減させる対策が必要です。
・寝たきり、吠え叫ぶ→定期的に通院をして愛犬の状態を把握しながらお世話を行っていきます。ご家族の構成によってはお預かり施設の利用が必須になります。飼い主様のQOLが下がらないよう前向きに検討して下さい。
(最も飼い主様が疲弊する段階です。老犬ケアに長けている獣医師に相談しながらお世話を行い、施設へのお預かりやお泊りを取り入れ、介護と日常生活のバランスを心がけていきましょう。)
お問い合わせはmacaronberry髙島まで
・必要な情報…飼い主様のお名前(苗字のみ)、愛犬・愛猫のお名前、年齢、性別(避妊去勢の有無)、現在の健康状態と直近で検査した結果の詳細、今お困りの事
・直接無料相談を希望される場合は明記して下さい。(ご来店又はご訪問となります。)
・当店のご利用を同時に開始される場合はカルテ作成と打ち合わせも兼ねて行います。
・直接無料相談・当店を利用される場合はその旨を明記してお送り下さい。


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