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混合ワクチン接種(※独自調べ)

9月20日
読了時間: 3分

犬の混合ワクチンは5~10種まであり、それぞれに含まれる感染症は以下です。

①ジステンパー(コアワクチン.二峰性発熱が特徴で、神経症状を伴う高死亡率の感染症)

②パルボウィルス(コアワクチン.激しい嘔吐、下痢や血便が特徴的で高死亡率の感染症)

③伝染性肝炎(アデノウィルスⅠ型)(コアワクチン.肝臓を中心に全身の血管・臓器に重篤な障害をもたらす強い感染症)

④アデノウィルスⅡ型(伝染性喉頭気管支炎)(コアワクチン.犬風邪の主原因である呼吸器疾患)

⑤パラインフルエンザ(犬風邪の一種である呼吸器疾患)

⑥コロナウィルス(腸炎や呼吸器症状を起こす)

※レプトスピラ※

➡人畜共通感染症で、主に齧歯類などの野生動物の糞尿から経口または経皮感染する.軽度の症状では元気消沈や食欲不振、眼の充血などが見られ、重度になると高熱、黄疸、粘膜からの出血(血便、血尿、吐血など)を起こすワイル病を発症、最悪は急性腎不全により尿の排出が出来なくなる.以下4つの型を持つ.

カニコーラ型:主な保有動物は犬・ネズミ

イクテロヘモラジー型:主な保有動物はドブネズミ

グリポチフォーサ型:主な保有動物は野生ネズミ、川の生物

ポモナ型:主な保有動物は牛・豚・ネズミなど家畜に多い


5種:①~⑤

6種:①~⑥

7種:5種+レプトスピラ2種の型

8種:6種+レプトスピラ2種の型

9種:6種+レプトスピラ3種の型

10種:6種+レプトスピラ4種の型


いずれも様々な特徴を持ち、感染時期や経路も異なりますが、若齢、老齢の犬は免疫力が特に気を付けるべきで、レプトスピラに関してはキャンプや登山など野性的なアウトドアをする犬が感染しやすい為注意が必要です。


猫の混合ワクチンは3~5種が主で、それぞれに含まれる感染症は以下です。

①パルボウィルス(汎白血球減少症) (コアワクチン.激しい嘔吐と下痢が特徴的で幼齢猫に多い高死亡率の感染症)

②ウィルス性鼻気管炎(ヘルペスウィルス) (コアワクチン.風邪の代表的なくしゃみ鼻水目ヤニが主症状)

③カリシウィルス (コアワクチン.風邪の一種だが口腔に潰瘍や口内炎ができやすいのが特徴)

※白血病ウィルス(唾液や血液、母体から感染.白血病やあらゆる部位からリンパ腫を起こす確率が高い)

※クラミジア(風邪の一種で激しい結膜炎やくしゃみを伴う)


3種:①~③

4種:3種+白血病ウィルス

5種:4種+クラミジア


世界小動物獣医獣医師会におけるワクチンガイドラインでは、コアワクチンは犬猫共に3年に1回の接種を推奨しており、その他の感染症(ノンコアワクチン)は免疫の持続時間が短い為に毎年接種を推奨しています。

日本では犬のワクチンが5~10種(実は11種もありますが省略)がほとんどの為、5種の効果を持続させる為には毎年追加接種が必要になります。

さらに猫においては、3種混合は全てがコアワクチンなので3年に1回、4種または5種を打つなら毎年接種が必要になるということです。


<接種しない選択>

健康上の理由などで接種出来ないわんちゃんもおられるかと思います。体内にコアワクチンの効果がどれだけ残っているか【抗体価測定】をすることで確かめることが出来ますので、気になる方はかかりつけの病院さんへご相談されてみて下さい。


※コアワクチンしか抗体価測定できない理由※

コアワクチンの感染症は全てウィルスが原因の感染症.

ウィルスのワクチンは体内に長持ちする強い抗体を作ってくれる一方、ノンコアワクチンは細菌が原因の感染症である為、細菌に対するワクチンはウィルスに比べると作られた抗体が体内から消失するのが非常に早いと言われている.

 
 
 

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