昨日、力丸君の治療費のお支払いの為病院へ伺った際に面会もさせて頂きました。
目の前にいる私は見えていないかのごとく、彼は看護師さんをじーっと見つめていました。
ホテルへお迎えに来られる飼い主さんの気持ちが少し分かった気がしました。
考えてみればうちでお世話した期間より入院している期間の方が長いし、人懐こい性格だから想定内想定内、、と自分に言い聞かせ病院を後にしました。
預ける際に諸々検査もお願いしていたので、結果も頂いてきました。
BUN1:37.4(正常値より少し高め)
PH7.5 pro2+ hemo3+ WBC3+ ストルバイト+
FIV+ FeLV-
想定外だったのはストルバイトでした。
力丸くんのように大量にオシッコをしていても結晶が出来てしまっている場合もあるので、定期的な尿検査と毎日の尿量と回数チェックは大事ですね。
猫ちゃんにシステムトイレをおすすめ出来ないのは、1回の尿量がシートに染みてしまうと分からないというのと、1日の排尿回数が把握できない為です。
なぜかうちにお迎えする子は尿路系のトラブルに好かれます。
エイズはかりん君に続き2匹目です。
エイズウィルスは主に噛まれた傷口から感染していきますが、ウィルスが体内に侵入してからエイズを発症するまでは5段階あり、その多くが2段階目の無症状キャリア期(ウィルス保有のまま無症状で過ごす時期)で一生を終えます。生活は他の猫と変わらず食べて寝て出しての繰り返し。
大事なことはストレスをつくらないことです。
ストレスを抱えると免疫力が下がり、口内炎、鼻炎など(エイズ関連症候群)にかかりやすくなり、4段階目であるARC期を起こします。
エイズは猫専属の感染症ですので、猫から人に、そして人から猫に移ることはありません。
間違った認識で感染猫ちゃんを遠ざけないようにしてあげてくださいね。 かりん君悲しくなっちゃいますのでね。
穏やかな子なら柵越しにノンキャリアの猫さんと共生する事も可能ですし、完全隔離!なんてこともありません。
話は逸れましたが、力丸くんの首の傷はまだまだ時間がかかりそうなので、引き続き先生はじめスタッフの皆さんへ力丸くんをお願いしていきました。
力丸くんと暮らせる日を心待ちにしつつ、私も引越しの準備を始めなければ。
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