コミュカって全部カタカナで読めそうなのであえてコロンを使って強調してみました。
人付き合いが苦手な私がコミュニケーション能力=コミュ力を語る気はさらさら無いのでご安心ください。
これからお話しするコミュ力とは、相手が人では無く動物とのコミュニケーションです。
コミュニケーションは、しつけにも繋がってきますのでとても大事なんですよ。
愛犬・愛猫との生活の中で普段どんな会話をしているか、少し思い返してみてください。
食餌やお散歩の前後、朝起きた時、夜寝る時、仕事や外出先から帰ってきた時・・・
人の言葉を全て理解できない+話せないので人とのコミュニケーションのようにはいきませんが、
必要以上に話しかけないお世話の仕方は、飼主様の言う事を聞かなくなったり、しつけがしづらい子になっていくと私は思います。
猫ちゃんはわんちゃんよりもちょっとだけ知能が低いと言われていますが、個体によって様々です。
人が話しかけた時に首を傾げる子は、相手の目を見つめながら『ん?』という顔をしてその人の言葉に興味を持っていて、比較的しつけやすいタイプだと思います。
言葉だけでなく、わんちゃんはその人の表情であったり、その先に求めているものまで読み取ろうとして行動する子もいます。
小さい頃から性格の一部として備わっている子はさらに伸ばすよう飼主様が頑張ってくださいね。
そうでない場合は、飼主様とのコミュニケーションの積み重ねにより身に付いていきます。
わんちゃんやねこちゃんに『話を聞く姿勢』が身に付いていない段階では、話しかける事を一方通行の会話と考えてしまいがちです。
お返事はうまくできないかもしれませんが、飼主様の言うことは聞こえています。
ただこれまでの生活習慣が長かったりすれば彼らもすぐに変わる事はできません。人と同じですね。
初めは朝夜の挨拶をしっかりすること、そしてお散歩中も積極的に言葉を出すようにしましょう。
お散歩中の飼主様は無言であることがしばしば見られます。
周りの目が気になるかもしれませんが、毎日の習慣だからこそお互いにとって楽しいものでありコミュニケーションの時間と思ってもらえたらいいなと思います。
朝のお散歩の帰り道、『そろそろ帰ろっか、帰ってご飯食べよ』と話しかけている所を通勤中の男性が見ていて表情が物語っていましたが、犬とのコミュニケーションを取ることを知らない人はああいう顔になってしまうのですね。
私の場合、訓練士のような指示的な発言はほとんどなく、子供に話すようなイメージで話しかけています。
なのでわんちゃんに陽気に話しかけている飼主様を見るとほっこりします。
問いかけたり、相槌を求めたり、話しながら撫でたり遊んだりする事で次第に変化がおきてくるはずです。
地道にコミュ力を高めて信頼関係を築いていってもらえたらいいなと思います。
最後に
猫ちゃんトンネルにはまり抜けなくなった事を受け入れ無邪気な表情を見せてくれたラブくん。
