私はこれまで動物看護師として、また保護活動をする中で、様々な死を見てきました。
助けたいのに何も出来ない、苦しみをとってあげることも出来なくて、どうする事もできずただ見守るしかなかった。
会社に勤めているとブレーキがかかってしまう事が多くて、もう一歩踏み出したいけど出来なかった後悔が多くありました。
これが当たり前になっていいのかな、とか、もっと自分たちにしてあげられる事があったんじゃないかなとか、その都度葛藤していました。
1人でやっていく事に対して未だ地に足が着いていない気はしますが、両親始め家族や友人、身近な人生の先輩方に支えられて今があります。
本当にこんなわがままな私を見捨てないでくれてありがとうございます。
これからはブレーキをかけられることも無く自分のやりたいようにできるんだから頑張らないと!
それだけで毎日をやってきています。
とにもかくにも、ペットの為の有給休暇、ペット忌引を全国の会社に普及して頂きたいです。
堂々と休んで、心ゆくまで愛犬愛猫と過ごし、好きなだけお世話に努めて頂きたいです。
彼らがお空へ行ったあと、少なからず飼い主様には後悔や自責の念が残ります。
それらがいっぱいになって心から溢れてしまった時、また、きちんとお別れが出来なかった時にも、いわゆるペットロスに陥ってしまうのだと思います。
時間が無制限にあったら、たくさんお話ができて 、その中で少しずつ現実を受け止めていく心の準備ができるんじゃないかな。
今の日本は仕事社会で、私も仕事仕事で、最期にお顔を見てお別れが出来るのはそれこそ奇跡、幸せな事だと思えます。
1年の余命と言われたオパールは、最近はこっそり私のお布団の中で一緒に寝ています。
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