お世話後継者/シッターも予防は大切

通常、犬や猫を飼い始める時に原則な年齢制限は設けられていませんが、近頃はペットショップでも年齢を考慮する所があるそうです。

飼い始めた時点のご自分の年齢や健康の事を考える人がどのくらいいるか統計が無いので分かりませんが、保護猫や保護犬を譲渡する際は正直に年齢の事をお話しています。

私の母は60歳、現在パートをしておりますが、元気なようで目が悪かったり耳が遠かったり体のあちこちの痛みも訴えています。

朝から家事もいそいそとこなしていて寝る前まで何かしらやっています。

そんな母を見ていると、今我が家にいる猫のおぱちゃん1匹だけでよかったなぁと思います。

確かに先の事はどうなるか分かりませんが、動物を迎える時は慎重にならなければなりません。

他の誰かに言われるのではなく、自分の限界を決めてしっかり線引きする事がとても重要です。


現在犬猫のお世話をしているご高齢の飼主様は、ご自分に何か起きた時の為にお世話をしてくれる後継者を決めておくと安心ですよ。

家族や兄妹がいるから大丈夫、よく家に遊びに来る友人や親戚がいるからきっと面倒見てくれるという曖昧なものでは無く、きちんと相手からも承諾を得るようにしてくださいね。

高齢の飼い主が先立ってしまった為に犬や猫がお家に放置されたままという問題は少なくありません。

彼らを救い出すのが遅れてしまえば辛い結果を招き、救い出せたとしても次は彼らの新しいお家を探さなくてはなりません。

それらを行なうのはボランティアさんや保護団体の方がほとんどではないでしょうか。


元々の飼主様が両親(父や母、兄妹)である、または主にお世話・管理をしていたのが家族の誰か1人である場合、その方に何かあった時の為に犬や猫をどうするのか明確に決めておく事が大切です。

両親が高齢になると金銭面や財産などに関しては娘さんや息子さんが把握・管理していくようになると思いますが、飼っている犬や猫に関しても同様に考えて頂ければと思います。

日々の生活にドンと疲れを感じてきたら早めの行動を起こしましょう。


既に後継者にならざるを得なくなった方は、まず予防関係を確認してあげてください。

災害時や緊急時に彼らを守る為の重要な証明書です。

必ずみんなが分かる場所に袋などにまとめて、追加接種ごとに新しい証明書を入れ替えるようにしましょう。

犬猫の混合ワクチン、マイクロチップ、犬の狂犬病ワクチンはかかりつけの動物病院へ問い合わせてください。

犬の狂犬病ワクチンは保健所の生活衛生課動物愛護係でも教えてくれます。

予防は毎年一回ですので、必ず確認しましょう。

また、犬はフィラリアとノミダニの予防がおよそ半年間あります。管理を欠かさずお願い致します。


ペットシッターご利用規約の下部にも記載してありますように、当店をご利用の際は予防を済ませてからお問い合わせをお願い致します。

ペットシッターもペットホテルご利用時と同様、ワクチンなどの予防管理がされていなければお受けする事はできません。

私はペットシッターである前に動物看護師であり、予防に関しては他よりも厳しくさせて頂いております。

ねこちゃんの場合、一度もワクチンを打ったことが無いと言われる飼主様もいらっしゃいます。

病院へ行く際は、ペットシッターを利用するからワクチンを打ってほしいと伝えてください。

室内飼いだけどワクチンを打った方がいいのかな?と疑問を持たれる飼主様は、直接獣医師からその理由を伺ってください。その方が私よりも納得されると思います。

『室内飼いなら打たなくてもいいんじゃないか』と言う獣医師さんはいないと思いますが、仮にそう言われたとしても健康上に問題が無ければ打ってあげてください。


何度か書いていますが、室内飼いでもワクチンを打つ必要はもちろんあります。

ペットシッターは日に数件お世話をこなしています。

たとえば、猫ちゃんの感染症の1つである猫風邪ウィルス感染症は、直接感染だけではなく人を介しても他のねこちゃんへ移してしまう感染力の強い空気感染する感染症です。

特にお外のねこちゃんを保護して飼われている場合は、絶対にワクチンと健康管理を欠かさないでください。

お外での暮らしが長いほど、ねこちゃんの体内にはいろんな病気が隠れています。

発症してからでは手遅れな病気や、治療をしても慢性的な症状になってしまう場合もあります。


病院が苦手なねこちゃんは、まず洗濯ネットを用意し、それに慣れてもらう事から始めましょう。

次に中に入れる練習を繰り返し、入ってもらえたらその上からタオルでくるみ周りが見えないようにします。

そして必ずねこちゃん用のキャリーケースに入れて病院へ向かってください。

ねこちゃんを抱っこしながらの来院は避けた方がよいでしょう。

洗濯ネットに入れていたとしても必ずねこちゃん用のキャリーに入れてあげてください。

たくさんの人や車、他の動物のニオイや鳴き声に興奮して飛び降りたり暴れたりしたら大変です。

万が一の事故につながりかねませんので、『この子は大丈夫』と思わず万一のことを考えましょう。


来院時ねこちゃんがひどく暴れたという経験をされた方もいらっしゃると思いますが、ここで諦めてしまうと病院と疎遠になってしまいます。

一度暴れたら押さえ付けたり言葉で言っても効果は薄いかもしれません。

バスタオルなどでねこちゃんをくるみ落ち着かせる事が先決です。

なぜ暴れたか原因を探り、防止対策を行なって次回に臨むよう心掛けましょう。

生き物を飼っていれば病院は付きものです。

私達と同様にケガをしたり調子が悪くなる事もありますし老後も必ずやってきます。

ワクチンを打っていなければ感染の恐れは大きくなり、免疫力が低下していれば体調も崩しやすくまた治りにくくもなります。

入院なんてことになったらもはや慣れていないなど言っている場合では無くなってしまいます。。。

お一人で抱えている飼主様がいたら、まずお話だけでも聞かせて頂ければと思います。

もし頼る人や相談する人がいなければ私がお手伝いしますのでご連絡くださいね。


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